毛周期

毛抜きで毛を抜くと、1〜2週間もするとまた同じところから毛が生えてくる・・・。 と見えますが、実は全く同じところからから毛が生えてくるわけではないのです。
1度抜いてしまった毛の毛乳頭から再び毛が生えてくるには、ワキなら3〜10ヶ月かかります。では、ニョキニョキ生えてきた毛は 何かというと、今までお休みしていた毛なのです。
私たちの体の「毛」は常に伸び続けているわけではなく、また表面に見えているものが全てではありません。実際、 皮膚表面に見えているのは全体の体毛のうちわずか30%にしかすぎないといわれています。このことをそれぞれ、 「成長期」「退行期(退縮期)」「休止期」と呼んでいます。
毛はその生える部位ごとに、一定のサイクルで「ぐんぐん伸びて」「抜け落ちて」「一休みして」をタイミングをずらして繰り返しています。 だから、表面に現れているのが30%ではなく100%になったとしたら、ものすごいことになりそうです。
レーザー脱毛の場合には、レーザーの熱が毛のメラニン色素を伝わって「毛乳頭」など届きますので、「ぐんぐん伸びて」の時期の状態に 一番効果を与えやすいといえます。そのため、「抜け落ちる状態にある毛」では「毛乳頭」から「毛母細胞」が離れてしまっているので、 効果が与えにくいとされています。
一般に、レーザー脱毛が期間をあけて複数回照射する必要があるとされるのは、そのためです。最低でもサイクルにあわせて3回は必要と いえるのではないでしょうか。
部位別に見る毛周期
| 体の部位 | 休止期の毛(%) | 休止期の期間 |
| 頭部 | 13% | 3〜4ヶ月 |
| ひげ | 30% | 10週間 |
| 唇上部 | 35% | 6週間 |
| わき | 70% | 3〜10ヶ月 |
| ビキニライン | 70% | 1〜1年半 |
| 腕 | 80% | 3〜4ヶ月 |
| 下腿/大腿部 | 80% | 4〜5ヶ月 |
人により、年齢により個体差がありますので一概に言えませんが、あるクリニックで教えてもらったところでは毛周期はこのようになっています。
でも個体差が激しいので一概に言えないのは、別のクリニックで教えてもらった期間がこれとはかなり異なったものだったからです。 たとえば表ではビキニラインの休止期間を「1年」としていますが、別のクリニックでは「12週間」と見ていたりします。
ただ、共通していえることは、毛周期というものを考慮しながら脱毛をする必要があり、腕の毛を例にとると「80%」が 休止期だとしたら、一度に対処できるのは「20%」の毛根にしかすぎないということ。